IPv6を無料でお試し!とりあえず体験できるサービスとは

「IPv6はどういうものか体験してみたい」と興味を持つ方も増えてきています。
ただ、とりあえず体験したいのにプロバイダを変えるのにはリスクが大きすぎます。

では、IPv6をお試し体験をしてみてはどうでしょうか。
プロバイダの中には、IPv6を無料でタップリとお試しできるサービスもあります。

そんな「IPv6はどんなものなのか、とりあえず体験してみたい」というユーザーにピッタリのサービスを紹介します。

IPv6を無料でお試し体験できるサービスとは

IPv6を無料期間を設けて提供しているプロバイダはいくつかあります。

このサービスのおもしろいところが、IPv6の接続サービスをお試しできるということ。
普通は発生しそうな初期費用や工事費もありません。
あくまでもIPv6接続のみを提供するサービスなので、現在利用しているプロバイダを解約せずに、IPv6の接続サービスだけを契約する事になります。

新しい回線契約は、いちいち解約してというイメージがありますが、その必要はありません。

「どうせ、無料期間が終わったら料金が発生します。というパターンでしょ。」

と思うかもしれませんが、その心配もありません。

無料期間が終われば、そのまま解約しても大丈夫。
契約期間の縛りも、解約手数料といったものもありません。つまり、完全に無料で利用できるわけです。

元々のスタンスが「とりあえずIPv6を体験してみてください。」というものですから、解約も簡単です。
しかも、 IPv6を無料でお試しできる期間は、最大2ヶ月。これだと、タップリ確かめることができますね。

それでは具体的な内容についてみていきます。

手軽にIPv6!「接続プラン TYPE-D」

https://bb.excite.co.jp/exmec/connect/d/

無料期間最大2ヶ月
月額料金:1,080円
初期費用:なし
契約期間・解約金:なし
支払い方法:クレジットカード支払い

光コラボであるexcite MECのIPv6を手軽にお試しできる「接続プラン TYPE-D」。

光コラボを契約すると普通は、初期費用や工事費が発生します。
しかし、こちらの場合、 あくまでもIPv6接続のみを提供するサービスです。ですから、現在利用しているプロバイダを解約せずに、IPv6の接続サービスだけを契約する事になります。

特にクレジットカードの登録もないので、解約も簡単で手軽に利用できます。

手軽にIPv6を体験!excite MECのIPv6「接続プラン TYPE-D」

3ヶ月間無料!「DTIトライアル光」

https://4466.jp/trial/

無料期間最大3ヶ月
月額料金:450円(4ヶ月目)/951円(24ヶ月目)
初期費用:なし
契約期間・解約金:なし
支払い方法:クレジットカード支払い

DTIが提供する「DTIトライアル光」。
NTTコミュニケーションズの「OCNバーチャルコネクト」を用いた接続サービスです。
始めの3ヶ月は無料で利用でき、対応ルーターが無ければ貸し出しも行います。

DTIのIPv6を試してみる

対応ルーター無料!「V6プラス」

https://gmobb.jp/lp/flets_v6plus/

無料期間なし
月額料金:991円(税抜)
初期費用:なし
契約期間・解約金:なし
支払い方法:クレジットカード支払い

とくとくBBが提供する「V6プラス」は、文字通りV6プラスを提供するサービスです。
対応ルーターもセットですから、なかったユーザーならお得ですね。ただし、無料でお試し期間はありません。
また、地域によってはモニターを募集しています。
モニターですと6か月の間無料で利用できるので興味がある方はそちらもどうぞ。

無料で体験!モニター募集

プロバイダ込みの「ZOOT NATIVE」

https://www.interlink.or.jp/service/zootnative/

無料期間2ヶ月間
月額料金:1,100円
初期費用:なし
契約期間・解約金:なし
支払い方法:クレジットカード支払い、口座振替支払いなど

インターリンクが提供する「ZOOT NATIVE」は接続のみのプランではなく、プロバイダ付きのサービスです。
ですから、引き続き利用する場合は、インターリンクへの乗り換えが必要です。
すぐに乗り換えてないで、とりあえず2ヶ月間使ってみましょう。結果、よければ乗り換えます。

無料でお試し体験!フレッツ光ならインターリンク

ココがポイント!

完全無料!クレジットカード登録もなし

サービス内容をみて支払い方法がクレジットカードと書かれている部分に引っかかった方もいるのでは。

大丈夫です。「DTIトライアル光」「接続プラン TYPE-D」なら、無料期間申し込みのときにクレジットカードなどの登録の必要がありません。
ですから、無料期間が終われば自動で解約となり、今までの契約状態に戻せます。

「知らないうちに料金が発生した・・・」なんてことはありません。

無料体験の条件はある

ただし、利用するためには、「フレッツ光回線」「お客さまIDとアクセスキー」「対応ルーター」が必要です。
問題は、やはり「対応ルーター」を持っているかどうかでしょう。

対応ルーターの確認

例えば、接続プラン TYPE-Dは、“DS-Lite”というトンネル方式を使用しているため、DS-Lite対応ルーターが必要です。
専用ルーターがなければ、IPv6に対応しているWEBサイト(有名なところでは、Google、YouTube、Facebook、Instagram、Netflix等)しか見ることはできません。

できれば、対応ルーターはあった方が良いです。
ひかり電話を利用中のユーザーなら、対応ルーターを利用している可能性は大きいですから確認してみてください。

NTT東日本/NTT西日本

  • RT-S300シリーズ
  • PR-S300シリーズ
  • RV-S340シリーズ
  • RT-400シリーズ
  • PR-400シリーズ
  • RV-440シリーズ
  • RT-500シリーズ
  • PR-500シリーズ
  • RS-500シリーズ(NTT東日本のみ)

 

バッファロー
https://www.buffalo.jp/support/other/network-ipv6.html

  • WTR-M2133HP
  • WRM-D2133HP
  • WXR-2533DHP2(Ver.1.44以降)
  • WXR-2533DHP(Ver.1.34以降)
  • WXR-1900DHP3(Ver.2.54以降)
  • WXR-1901DHP3(Ver.2.54以降)
  • WXR-1900DHP2(Ver.2.52以降)
  • WXR-1900DHP(Ver.2.42以降)
  • WXR-1750DHP2(Ver.2.51以降)
  • WXR-1751DHP2(Ver.2.51以降)
  • WXR-1750DHP(Ver.2.51以降)

 

アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/pio/io/network/ipv6.htm

  • WN-AX2033GR2
  • WN-AX2033GR
  • WN-AX1167GR2
  • WN-AX1167GR (Ver.3.20以降)
  • WN-AX1167GR/V6 (Ver.3.20以降)

 

NECプラットフォームズ
http://www.iodata.jp/pio/io/network/ipv6.htm

  • Aterm WG2600HP3
  • Aterm WG2600HS
  • Aterm WG1900HP2
  • Aterm WG1800HP4
  • Aterm WG1200HP3
  • Aterm WG1200HS3

 

ここでは主要メーカーの対応ルーターを紹介しています。他のメーカーを利用しているユーザーは、こちらの記事で確認してください。

自分のルーターはIPv6対応?確認方法と選び方
回線速度が速くなるといわれるIPv6。 これに対応するルーターは、プロバイダが提供しているIPv6サービスに対応しているかが重要なポイントです。 そこで、「今のルーターがそのまま使えるか」を調べるには、 ルーター...

利用回線の確認

NTTの光ファイバー網を利用しているフレッツ光回線が開通しているフレッツ光回線(フレッツ光ネクスト)または光コラボが開通している必要があります。

フレッツ光ネクスト

  • ファミリータイプ
  • マンションタイプ
  • ファミリー・ハイスピードタイプ
  • マンション・ハイスピードタイプ
  • ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
  • マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
  • ギガファミリー・スマートタイプ
  • ギガマンション・スマートタイプ
  • ファミリー・ギガラインタイプ
  • マンション・ギガラインタイプ

フレッツ光ライト

  • ファミリータイプ
  • マンションタイプ

光コラボレーションモデル

申し込みから終了まで

「お客さまID」と「アクセスキー」の確認

NTT東西から送付されている「開通のご案内」という書類はお持ちでしょうか。

フレッツ光を開通したてのときに送られてきた書類で、その中に「お客さまID」と「アクセスキー」が記載されています。
「ずいぶん昔の話で分からない・・・」という方は、NTT東西(0120-116-116)に問い合わせましょう。

また、無料期間終了後は、元の接続にもどす必要があります。
契約中のプロバイダ接続用ID・接続用パスワード(認証ID・認証パスワード)も控えておきましょう。

手続きの流れ

公式ホームページから申し込みの手続きをします。

  1. 住所、氏名などの必要事項を記入してエキサイトIDを新規登録
  2. 「お客さまID」と「アクセスキー」を入力して無料体験申し込み

という流れです。

一方で無料期間の修了は、体験終了7日前にお知らせをメールが届きます。
クレジットカードを登録していないので、本申込みがなければそのまま修了。もちろん、気に入ったら終了後でも、再度本申込ができます。

引き続き利用したい場合は

インターリンク以外のIPv6(IPoE)接続サービスは、あくまでも接続プランのみのサービスです。
利用期間中は、無料期間を過ぎれば単純にプラス接続料金が加算されます。

もし、引き続き利用したい場合は、契約中のプロバイダ契約と合わせて利用する必要があります。

こうなってしまうと、今までのプロバイダ料金にプラス接続プラン TYPE-Dの月額料金700円が加算されることになり、負担が大きくなってしまいます。

このような場合、その接続プランを提供しているプロバイダの光コラボに乗り換えた方がコスパは良いです。
この場合、工事費などの初期費用が発生する場合もあります。ご注意ください。

ただし、インターリンクはプロバイダ料金込の値段ですから、乗り換えれば、前プロバイダ料金はかかりません。

どちらを利用するにせよ、解約するプロバイダの解約金・違約金には注意しましょう。

まとめ

IPv6を体験してみたいと思うユーザーにピッタリのサービスを紹介しました。
同じようなサービスにインターリンクが提供するZOOT NATIVEもあるのですが、あくまでも無料体験がメインの目的ですから、解約しやすい「excite
MEC光 接続プラン TYPE-D」がオススメです。

ただ、しつこいようですが、このサービスは、あくまでも接続プランのみです。
引き続き利用したいなら、光コラボであるexcite MEC光に乗り換えなければなりません。
そうなると工事費などの初期費用が発生します。

もし、フレッツ光ユーザーなら、インターリンクに乗り換えた方が手続きも簡単で初期費用もかからず安く済みます。

元のプロバイダ契約さえ残しておけば、「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」も引き続き利用できますから、今のプロバイダの更新までのつなぎという使い方もできますね。

この接続プランは、手っ取り早くIPv6を利用できるプランですから、「プラス700円かかっても遅い回線よりはマシ」という考えのユーザーは継続して利用してみてはどいかがでしょうか