IPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式のプロバイダー比較

IPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式に対応しているプロバイダは、全体から見るとまだまだ少ないです。
ただ、対応していればどれも差はない気もしますが、実は微妙に対応が違います。

そこで、IPv6でも速度改善が期待できる IPoE(ネイティブ)接続方式のプロバイダーを比較してみました。
提供サービスごとでまとめてあるので、参考にしてください。

※対象コースは公式サイトを参考にしている為、同じサービス内容であっても、コース名が違う場合があります。
※2018年2月現在の対応状況です。

IPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式を提供するVNE

IPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式を提供している会社は、プロバイダではなく、VNE(Virtual Netrwork Enabler)と呼ばれます。
中には、「IPv4 over IPv6」という技術を採用するVNEも。
このVNEがプロバイダーへサービスを2次提供しています。

サービス提供会社 IPv4 over IPv6
JPNE(日本ネットワークイネイブラー) v6 プラス
IMF(インターネットマルチフィード) DS-Lite
BBIX IPv6高速ハイブリッド(IPoE IPv6 + IPv4)
ビッグローブ IPv6オプション
ASAHI ネット 未定
NTT Com 未定

では、これらの通信事業者から提供を受けてIPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式を提供しているプロバイダを見ていきましょう。

v6プラス提供プロバイダ

KDDI株式会社、日本インターネットエクスチェンジ株式会社など数社がの出資により発足したインターネット接続サービス等を提供する電気通信事業者JPNEが提供するサービス。

@nifty

@nifty光 @nifty光ライフ with フレッツ

対象コース

  • @nifty光
  • @nifty光ライフ with フレッツ
  • @nifty光 with フレッツ
  • @nifty光 プロバイダーコース

初期費用 0円
月額費用 0円

So-net

IMF(インターネットマルチフィード)より2次提供されていますが、利用者は限定される。

So-net光 So-net 光 with フレッツ ドコモ光

対象コース

  • So-net 光 コラボレーション
  • So-net for ドコモ光
  • So-net 光 アクセス
  • So-net 光 with フレッツ S
  • So-net 光 with フレッツ
  • フレッツ光


So-net サポートデスクで IPoE利用の案内をした方、従来より利用していて速度の相談があった場合のみに対応。
現在は申し込みを受付ています。

初期費用 0円
月額費用 0円

GMOとくとくBB

フレッツ光 v6プラス ドコモ光

対象コース

  • フレッツ光ネクストファミリータイプ
  • フレッツ光ネクストファミリーハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストマンションタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストギガファミリー・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ネクストプライオ1
  • フレッツ光ネクストプライオ10
  • フレッツ光ライトフレッツ光
  • ネクストビジネスタイプ
  • フレッツ光マイタウンネクストファミリータイプ(西日本エリアのみ)
  • GMOとくとくBB with ドコモ光


新規申し込みの場合、「v6プラス」と「Wi-Fiルーターレンタルサービス」の同時申込みで月額100円でWi-Fiルーターをレンタルできます。

初期費用 0円
月額費用 0円
ルーターレンタル料(1G) 300円(税別)

DMM

DMM光

対象コース

  • DMM光

DS-Lite提供プロバイダー

IIJ系列のインターネットマルチフィード株式会社(mfeed)が提供している。

IIJ

IIJmioひかり

対象コース

  • フレッツ光ネクストファミリータイプ
  • フレッツ光ネクストファミリーハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストマンションタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストギガファミリー・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ライトファミリータイプ
  • フレッツ光ライトマンションタイプ


IPoEはオプションで 月額800円(税抜)

初期費用 0円
月額費用 800円(税抜)
ルーターレンタル料 300円(税別)

インターリンク

ZOOT NATIVE(フレッツ光)

対象コース

  • フレッツ光ネクストファミリータイプ
  • フレッツ光ネクストファミリーハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストマンションタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ハイスピードタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ隼
  • フレッツ光ネクストギガファミリー・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプ
  • フレッツ光ネクストファミリー・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ネクストマンション・ギガラインタイプ
  • フレッツ光ネクストプライオ1
  • フレッツ光ネクストプライオ10
  • フレッツ光ライト
  • ビジネスタイプ


IPoEはプロバイダ料金と合わせて月額2,160円(税抜)。
ルーターは用意する必要があります。

初期費用 0円
月額費用 2,160円(税抜)

BB.excite

excite MEC光

対象コース

  • excite MEC光ファミリー
  • excite MEC光マンション


エキサイト光及びフレッツ光では、IPv6の対応は無し。
excite MEC光については、MEC光専用ルータは、必ずレンタルいただく必要があります。
※MEC光電話をご利用いただく場合、別途「MEC光電話対応レンタル機器」が必要となります。

初期費用 0円
月額費用 0円
ルーターレンタル料 300円(税別)

IPv6高速ハイブリッド(IPoE IPv6 + IPv4)提供プロバイダー

Softbank系のBBIXがを提供している。

SoftBank

Yahoo! BB 光 with フレッツ SoftBank光

対象コース

  • フレッツ 光ネクスト
  • フレッツ 光ネクスト ハイスピードタイプ
  • フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼
  • フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ
  • フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ
  • フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ
  • フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ
  • フレッツ 光ライト
  • フレッツ 光ライトプラス


IPv6高速ハイブリッドを利用するには、光BBユニットが必須となります。

初期費用 0円
月額費用 500円(税別)
ルーターレンタル料

IPv4 over IPv6提供未定プロバイダ

IPv6(ネイティブ方式)は提供していますが、IPv4 over IPv6までは提供していないプロバイダもあります。
この場合、IPv6対応サービスは速くなりますが、未対応のサービスは従来のままの速さとなります。

AsahiNet

AsahiNet 光 ASAHIネット 光 withフレッツ ASAHIネット ドコモ光

対象コース

  • AsahiNet 光
  • ASAHIネット 光 withフレッツ(ホームコース・マンションコース)
  • ASAHIネット ドコモ光(ファミリーコース・マンションコース)
  • フレッツ光ネクスト(ファミリーコース・マンションコース)
  • フレッツ光ライト(ファミリーコース)
  • ASAHIネット マンション全戸加入プラン


自らVNEに参入、IPv6(IPoE方式)は提供するも、IPv4 over IPv6は提供していない模様。
IPv6(IPoE方式)は提供するも、IPv4 over IPv6については不明。
公式サイトには「アクセス先がIPv6に対応していない場合は、IPv4通信となります。」と記載されています。

初期費用 0円
月額費用 0円

OCN

OCN光 OCN for ドコモ光

対象コース

  • OCN光
  • OCN for ドコモ光


自らVNEに参入、IPv6(IPoE方式)は提供するも、IPv4 over IPv6は提供していない模様。
対象プランに新規でお申し込みいただいた方を対象に、2017年7月25日以降、OCN IPv6インターネット接続機能(IPoE)を標準機能として提供。
従来よりOCNを利用中の方も、今後、順次対象エリアを拡大予定。

現在利用出来るユーザーは、

  • 2017年7月25日以降にOCN 光をご利用開始したお客さま
  • 2017年9月1日以降にOCN for ドコモ光をご利用開始したお客さま

初期費用 0円
月額費用 0円
ルーターレンタル料(1G) 東日本エリア/300円(税別)
西日本エリア/400円(税別)

スポンサーリンク


他のプロバイダのIPv6についての対応は

こうみるとIPv6 IPoE(ネイティブ)接続方式であり、更にIPv4 over IPv6を提供しているプロバイダはまだまだ少なく、「自分の利用しているプロバイダはどうなっている?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

そこで、他のプロバイダの対応も見ていきましょう。

DTI

IPv6 プラス 対象コース

-提供していません-


2018年9月より開始予定。
仮想化技術によりソフトウェアのインストールだけで、IPv4環境でも、IPv6 接続が可能になるFeel6@DTIを提供している。

hi-ho

対象コース

-提供していません-


今後のIPoE方式に対応は未定。

Plala

対象コース

-提供していません-


今後のIPoE方式に対応は未定。

WAKWAK

WAKWAK光 WAKWAK光 with フレッツ ドコモ光

対象コース

  • WAKWAK光 with フレッツ シリーズ
  • WAKWAK for マンション全戸光(利用者向け)
  • WAKWAK for ギガマンション全戸光(利用者向け
  • WAKWAK 光プラス
  • WAKWAK ドコモ光
  • WAKWAK コムシス光
  • WAKWAK 光コラボ
  • ざんまい光 ファイン/マンション/ワイド/マンションワイド


現在、トライアルモニターを募集中。
申し込み期限は、2017/8 /25まで。(現在期間延長中)
IPoE方式であるかは不明。
モニター体験者から「速くなった」との報告もあるので、 IPoE方式である確率は高い。

IPoE接続方式で期待できるポイント

IPv4・IPv6は、インターネットで使われているプロトコル(通信手順)です。
現在は、通信プロトコル「IPv4」が利用されていますが、IPv6を利用することで、IPアドレス(インターネット上の端末アドレス)が不足する問題を回避することができるほか、接続方法が簡単になるなどさまざまなメリットがあります。

しかし、ここで注意したいのは、このIPv6には2つの接続方式がある事。

一つは、
従来のIPv4と同じ接続方式であるPPPoE

もう一つは、
IPv6専用の接続方式であるIPoE

となります。

IPoEだと専用だけに接続方法も簡単で網終端装置を避ける通信手順となります。
「回線速度が遅い」という口コミをよく見かけますが、その原因の1つに網終端装置の混雑があげられるだけに、この網終端装置を避ける事で回線速度が上がる期待できます。

共存サービスとは

IPv6のIPoE接続方式を利用すれば、回線速度改善が期待できる事が分かりました。

問題は、まだまだ主流はIPv4であり、IPv6対応サービスが少ない事。
つまり、いくら回線速度が上がっても、「今まで利用していたSNSが使えなくなる・・・」では意味がありません。

要は、ネットワーク環境がIPV6でありながらも、現在主流のIPV4サービスも利用できれば文句なしですね。

これを実現した技術が冒頭でも紹介した、v6 プラス、DS-Lite、IPv6高速ハイブリッド(IPoE IPv6 + IPv4)となります。

プロバイダの対応は

サービス的には3種類ですが、プロバイダによって微妙に対応が異なります。
例えば、ひかり電話を契約しなければ利用できなかったり、無料で出来るところもあれば有料だったりなど。
対応ルーターは共通のものが多いですが、動作保証をしているルーターもプロバイダによって異なりますし、独自のルーターを提供しているプロバイダも。

新規で申し込む場合と、既に利用中で申し込む場合でも変わってきます。

申し込みの際は、しっかりと内容を確認しましょう。

結局のところ、どれがいい?

サービス的には、余り差がない感じがします。
ただ、「IPV4アドレスを再割り当て」や、「ポート解放」が出来る・出来ないはあるので、PS3/PS4のオンラインゲームをやるユーザーなら、IPv4のポート開放に完全対応してるBBIXのIPv6高速ハイブリッドを提供しているプロバイダを選んでみてはいかがでしょうか。
現在のところ、SoftBank光とフレッツ光のYahoo!BBとなります。

また、少しでも節約したいなら、光コラボを提供するプロバイダがよいでしょう。
光コラボだと、v6プラスを提供している所が多いです。

対応ルーターについて

各プロバイダで動作保証しているルーターにちがいはあるものの、IPv6 IPoE(ネイティブ)方式対応のルーターをまとめてみました。

NTT東日本/NTT西日本
・RT-S300シリーズ ・PR-S300シリーズ
・RV-S340シリーズ ・PR-400シリーズ
・RV-440シリーズ ・RT-400シリーズ
・PR-500 シリーズ ・RT-500シリーズ
・RS-500シリーズ(NTT東日本のみ)

バッファロー
・WXR-2533HP2 ・WXR-2533DHP
・WXR-1900DHP3 ・WXR-1901DHP3
・WXR-1900DHP2 ・WXR-1900DHP
・WXR-1750DHP ・WXR-1750DHP2
・WXR-1751DHP2

アイ・オー・データ機器
・WN-AX1167GR (ファームウェアバージョン3.20以降)
・WN-AX1167GR/V6 (ファームウェアバージョン3.20以降)

まとめ

通信型ゲームなど、特定ポートを使用するサービスには向いていませんが、それも一部のゲームだけですから、ほとんどのユーザーが安心して利用できます。

IPv6 IPoE(ネイティブ)方式を提供するプロバイダでも微妙にサービス内容が違う事さえ分かれば、その違いから判断してどのプロバイダを選ぶか絞れてきてます。

これからIPv6 IPoE(ネイティブ)方式対応プロバイダを利用する予定の方は、もう一度、その点に注目して、一覧を確認してください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする